こんにちは、かがわです。
今回は、廃線になった線路跡を利用したレールマウンテンバイク体験をご紹介します。
こちらは、広島県三次市で2024年春から開始されている新しいアトラクションで、
2018年3月で廃線となったJR旧三江線のうち、750メートル区間の鉄路を計1.5キロ走行する
「レールマウンテンバイク」体験です。
みよしSL保存倶楽部という地元の方の団体によって運営されているようです。
レールマウンテンバイクとは、電動アシスト付きEマウンテンバイク3車両と廃線後の鉄路を組み合わせた西日本初のアトラクションです。
三次観光推進機構公式ウェブサイトより
ガイドローラー付きの専用フレームに固定された電動アシスト付きEマウンテンバイクに乗って旧JR鉄道路線を走ろう。
余談ですがこの広島県三次市はかがわの地元でもあります。
正直このアトラクションが始まることは知りませんでした(ごめんなさい)が、
たまたまSNSで見かけたので調べてみると定員1車両4名までとなっており
ちょうど家族4人で体験できると思い帰省に合わせ予約しておきました。
ここからは実際にかがわ一家で体験してきた様子をお伝えいたします。
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集合場所は旧JR三江線「尾関山駅跡」
旧JR三江線の尾関山駅跡に集合して受付するところから体験はスタートします。
・旧JR三江線「尾関山駅跡」 広島県三次市三次町1770-1
ローカル線の小さな駅ですが駅前の道幅は広く、駅までの道のりも難しくありません。
駐車場は10台分程度あるので一度に3組までと考えると十分だと思います。
自家用車以外でのアクセスは正直おすすめしません。というかほぼ手段がないのでは?廃線駅ですし…
体験の際にはクルマで向かいましょう。
体験開始時間の5~10分前に駅舎横のテントで受付をします。
今回かがわ一家は予約をしていたので名前を記入する程度で受付は完了しました。
こども用ヘルメットも用意してあります。
受付が終わると、レールバイクがセッティングされるのを待つ間に写真撮影。
駅ホームや線路内にも入れるようになっているので普段できない角度からも撮影できます。
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体験内容
準備が完了すると順番に乗り込んでいきます。
出発する前に係の方から操作の説明があります。
レール上を固定された電動アシスト自転車が走るものなので操作と言っても
電動アシストのオンオフとブレーキくらいです。
このレールバイクを運転するには身長140㎝以上必要で、
後部の補助席は4歳以上なら利用可能です。
補助席は大人こども問わず2名まで乗ることができます。
また、このアトラクションは走行中のカメラ・スマホでの撮影OKなのも大きな特長です。
落とすことの無いように気を付けて、どんどん撮影してくださいとのこと。
運転操作が簡単なので撮影もOKなのだと思います。
出発前の記念撮影。係の方から撮りましょうかと声をかけていただけました。
いよいよ出発。
走行に使用するのは線路750mの区間だそうで、2度ほど転回折り返しを行い約1.5キロ走行します。
まずは尾関山駅のホームを通過。
しばらく進んで最初の折り返しです。
転回作業は一度レールバイクを降りて、係の方にお任せします。
転回完了後は乗っていた車両に再び乗車します。
3組でスタートしますが、同じ車両にずっと乗るので、
スタート時に先頭だった車両は最初の転回後に最後尾になり、
2回目の転回後にまた先頭となってゴールすることになります。
【スタート地点・尾関山駅】 ⇒ 3⃣ 2⃣ 1⃣ ⇒ 【最初の転回地点】
【最初の転回地点】 ⇐ 3⃣ 2⃣ 1⃣ ⇐ 【2回目の転回地点】
【2回目の転回地点】 ⇒ 3⃣ 2⃣ 1⃣ ⇒ 【ゴール地点・尾関山駅】
わかりにくいですがこんな感じです。
ただ、どの順番でも前を行く車両とはかなり距離が離れてからの出発になるので
体験中の景色などに走行順の影響を感じることはありませんでした。
再び尾関山駅のホームを通過してしばらく進むとトンネルが見えてきます。
トンネルの中はひんやり涼しい。
鉄道のトンネルに入ることなんてめったにないので写真を撮りまくってしまいました。
トンネル内は点灯するので真っ暗にはなりませんがそれなりに暗くはあります。
4歳双子が怖がらないか多少心配でしたが嫌がることもなく乗ってくれていました。
ただ、後日トンネル内の写真を見返すと少々顔が引きつってました。
2回目の転回地点は鉄橋手前のスペースです。
転回作業中に撮影タイム。
将来的には鉄橋も渡れるような体験にしたいと係の方がおっしゃってました。
現状は廃線跡なので安全面の確保などクリアする課題も多いようです。
2回目の転回作業が終わり再出発。トンネルを2度目の通過。
トンネル内のほうがスピード感をより感じる気がします。
尾関山駅に戻ってくればゴール。
レールバイクを降りてヘルメットを返却したら体験終了です。
もちろん体験終了後も周囲での記念撮影もある程度の時間できますが、
次のグループの方も来られるので尾関山駅での撮影もしたいという方は
早めに到着しておくほうがより良いかもです。
受付から体験終了まで30分弱と、あっという間の体験でした。
実際に走行している時間は、乗り降り・転回作業含めて15分程度でした。
小さなお子さんでも無理なく体験できるアクティビティだと思います。
レールの繋ぎ目がガタンと音をたて、振動を感じ、風を切る心地よさも体感できます。
電動アシスト付きなので、運転はラクラク。
特別な装備や持ち物も不要で、難しい操作などもありません。小学生から高齢者まで、三世代一緒に、お手軽に楽しめます。
三次観光推進機構公式ウェブサイトより
こちらのレールマウンテンバイクはお手軽に非日常を味わえるアトラクションです。
また、尾関山駅すぐ近くの尾関山公園は桜や紅葉の名所として知られています。
ちなみにレールバイクで通るトンネルが「尾関山トンネル」です。
季節によって周囲の風景もかわるので異なる季節で訪れてみるのもいいと思います。
事前予約が絶対におすすめ
ここまで読んでレールマウンテンバイクに興味を持った方に重要なポイントのお知らせです。
まず注意点として、こちらのアクティビティは土日祝のみ体験可能です。
平日は体験することができません(2024年5月時点情報)。
空き状況もウェブ上で確認ができます。
ですので、こちらは事前予約しておくことを強くおすすめします。
なぜかというと体験の所要時間は30分弱で終了しますが、
一度に体験可能な組数が3組ほどなので、混雑していた場合は相当待つことになります。
特に2組・3組で一緒に体験しようとなるとかなり空きの枠が限定されるでしょう。
最悪は予約でいっぱいといったことも考えられます。
ウェブ予約が可能なのでぜひ予約しておきましょう。
また、12月・1月・2月についても体験受付をしない予定だそうです。
冬は雪の降る地域なので冬季は休業なのだとおもいます。
学生が夏休み・春休み期間の平日も現時点では開催していませんが
来年以降など変更されることも考えられますので
この記事に追記していきたいと思います。
この「レールマウンテンバイク」体験は
2024年から開始された西日本初の新しいアクティビティです。
廃線跡を活用するという面白い取り組みとなっています。
広島県三次市は中国道や尾道・松江道のICもあり、
広島県北部のなかでは比較的クルマでアクセスしやすいエリアです。
お近くにお越しの際はレールマウンテンバイク体験も検討してみてはいかがでしょうか。
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