【手続き簡略化】日本が米国グローバルエントリープログラムの公式パートナー国に【訪米がもっと快適に】

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こんにちは、かがわです。

2024年、新たな日米間の旅行時代が幕を開けます。

このほど、日本が米国税関・国境警備局(CBP)の管轄するグローバルエントリープログラム(Global Entry Program:GEP)の公式パートナー国に加わりました。

これにより、日本国籍の旅行者にとって、米国入国時の手続きがよりスムーズになり、旅行の利便性が大幅に向上することが期待されています。

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グローバルエントリープログラムとは?

グローバルエントリープログラムは、米国税関・国境警備局(CBP)が提供する入国手続きの迅速化プログラムです。

このプログラムでは、事前審査を通過し、「低リスク」と認定された旅行者が顔認証技術やその他の先進的なセキュリティ技術を活用して、空港での入国審査や税関手続きを簡略化することができます。

これまで日本では、2015年から上限人数を設けたパイロットプログラムが運用されていましたが、今回の正式なパートナー国認定により、その上限が撤廃されました。

日本国籍を持つすべての旅行者が、この便利なサービスを利用できるようになります。

プログラムの申し込み方法と利用条件

「グローバルエントリープログラム」を利用するには、以下の手続きが必要です:

  1. オンライン申請
    まず、CBPが運営する「トラステッド・トラベラー・プログラム(Trusted Traveler Program)」のウェブサイトにアクセスし、個人アカウントを作成します。その後、手数料として120ドル(日本円で約1万8000円)を支払い、事前審査を受けます。
  2. 面接または到着時登録(Enrollment on Arrival:EoA)
    事前審査が完了したら、米国内の指定空港でCBP職員との面接を受けるか、到着時登録プログラムを利用して手続きを完了させることができます。
  3. 会員資格の有効期間
    登録完了後、グローバルエントリーの会員資格は5年間有効です。これにより、米国への複数回の渡航が予定されている方には特にメリットが大きいといえるでしょう。

※ドル円換算は1ドル151円で算出

なぜグローバルエントリープログラムが便利なのか?

従来、米国の主要空港では入国審査や税関手続きに長時間を要するケースが多く見られました。しかし、グローバルエントリーを利用すれば、以下のようなメリットを享受できます:

  1. 待ち時間の短縮
    事前に審査を受けているため、入国審査の列に並ぶ必要がなくなり、税関申告も専用の端末で簡単に済ませられます。
  2. 顔認証によるスムーズな手続き
    最先端の技術を活用し、パスポートや書類の提示が不要となる場面もあります。
  3. 米国内移動がより便利に
    入国手続きの時間が短縮されることで、乗り継ぎや国内移動がよりスムーズに行えるようになります。

日米観光交流の新たな章へ

2024年1月から2025年3月は「日米観光交流年」として、両国間の観光振興がさらに進む予定です。米国の観光促進機関「ブランドUSA」も、この取り組みを後押ししており、グローバルエントリープログラムの導入がその一環として位置づけられています。

ブランドUSAのプレジデント兼CEOであるフレッド・ディクソン氏は、次のように述べています:

「グローバルエントリープログラムを通じて、訪米旅行者の体験がより充実したものになることを期待しています。」

また、米国税関・国境警備局(CBP)のエグゼクティブ・アシスタント・コミッショナー代理、ダイアン・J・サバティーノ氏も以下のようにコメントしています:

「グローバルエントリーは、航空旅行における最先端のセキュリティとテクノロジーを利用可能にするプログラムです。今回の日本の参加により、両国間の外交・経済関係がさらに強化されるでしょう。」

訪米がさらに魅力的に!これからの旅行に期待

今回、日本がグローバルエントリープログラムの公式パートナー国となったことは、日米間の観光やビジネスにおいて大きなメリットをもたらします。

近代化を進める米国の空港施設での快適な入国手続きが、訪米旅行者にとって新たな魅力となることでしょう。

これからアメリカへの旅行を計画している方は、ぜひグローバルエントリープログラムの利用を検討してみてはいかがでしょうか?時間を有効に使いながら、よりストレスフリーな旅行を楽しめるはずです。

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